猫と杖とキャンピングカーと

猫3匹との日常と、脚に障害のあるリタイヤおやじがキャンピングカーを快適化したり、ウ~ンと年の離れた嫁さんとあ~でもないこ~でもないと車中泊旅したときの模様などをお伝えするブログです。

床だけ水浸し その1

最近更新を怠っているからかバチが当たってしまいましたよ。

タイトルからも察した方もおられると思いますが9月初旬から中旬かけてオヤジの生息地は大変な豪雨となっていました。

そんな9月17日の事でした。

雨でしたが近くのホームセンターに妻と買い物に行き屋根付き駐車場に停めてダイネットに乗り込んだその時に事が起こりました。

ワッなんだっ!足下が冷やっとした感覚。

直ぐに濡れているというのは判りました。

照明付けて足裏を見るとやはり靴下が濡れておりました。

床を見るとセカンドシートとサードシートの間の床からエントランス前までビチョビチョ。

助手席の妻からもどうしたの?という声が。

ダイネットの床がビチョビチョに濡れてるよ。

オヤジはなんでっ!なんでっ!て言いながら辺りを見ながら天井や壁やセカンドシートにサードシートの至るところを触っても予想に反して濡れてません。

ロールシェードを巻き上げ触っても濡れてません。

コルドバンクスのサードシートを境にマルチルームやシンクに冷蔵庫前の床面は乾いており水が回った痕跡はありませんでした。

この時点でオヤジは既に理解不能の状態でした。

床の水はサードシートからセカンドシートの方に流れ拡がっていました。

セカンドシート下には万が一に備え被災したときの必需品を2つのバックに詰めて置いてあります。

恐る恐るセカンドシートめくって見たところやはり濡れていました。

しかも尋常じゃないくらいずぶ濡れ状態で持ち上げると水が滴り落ちる始末。

このバックのクッション材は薄手のスポンジが入っていてかなりの量の水を吸い上げたようです。

せめてもの救いは中身がひとつひとつ丁寧にビニール袋に入れてあったことです。
保管するときに妻がそうしてくれてました。

流石です。助かった~。

少し冷静になろうとアイコスを一服。

一服しながらとにかく水浸しになった原因を推察しました。

そういえば水といえばコルドバンクスの2段ベッド下にペットボトル6本を備蓄していますし冷蔵庫の中にもペットボトルに水を入れています。

直ぐさま確かめてみましたがどちらも漏れた形跡は有りませんでした。

次にマルチルーム(カセットトイレ設置)のハッチからの漏水を疑い調べましたがここも外れでした。

残るはサードシートの下に設置してあるエンジン連動のエアコンユニット。

もしかしたらエアコンのドレーンホースをジョイントしている金具が緩んで漏水したのかもと懐中電灯を照らし覗き込んで手で触っても濡れていませんでした。

いったい漏水は何処からなんだと室内あらゆる所を確認しましたが場所を特定することは出来ませんでした。

床だけが濡れている不思議な現象に頭は真っ白になりましたよ。

漏水箇所が床面よりも上であれば天井や壁、シートが湿っているはずなのに濡れた痕跡すらない。

2日前には異常は無かった。

仮に床面より上からの漏水であっても2日間で乾燥するわけもないし、ましてやこの1週間雨天で今日もまあまあの雨だし気温は低くとても自然乾燥は無理な話です。

車内からだけでは判らないと車外に出て特に右側を重点に見て回っている最中に妻があることに気付きました。

一体成型のシェルとシャーシのつなぎ目に巻かれたモールの先端から水が垂れていると。

確認すると確かに水滴が垂れ落ち、その真下には屋根付き駐車場の乾いたコンクリートに水たまりが出来ていました。

よく見るとシェルとモールには隙間がありこの隙間から雨水が入り込み車内床面に伝わっていったのか?

そうなると他のコルドバンクスはどうなっているのかこの隙間が漏水の原因であるという確証が知りたくなります。

でもこの時はハッキリとは判りませんでした。

運転席後方
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モールの先端(右側が前方)
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この時点でお手上げとなり救いを求めキャンピングカーを購入した販売店に電話し状況を伝え直ぐに向かいました。

こんな時は自宅近くに販売店があり少し気が楽になりました。

売店に着くと店長やメカニックの方が色々確認していましたが首を傾げるばかりで直ぐに原因は判らずひとまず販売店に預けて帰宅することになりました。

これまで何ともなかったコルドバンクスだけにショックでした。

気もそぞろに帰宅する妻の車の中で話したのはメカニックの方が車体の右側にある外部充電の蓋を開けた時、かなりの量の水がこぼれ落ちるのを妻も観ていたらしく少し気になりました。

帰宅後この先どうなるか判らないので任意保険会社に漏水で修理依頼をしたことを伝えておきました。

翌日販売店から別の整備工場に移し漏水の再現を試みるとの連絡がありました。

またその翌週任意保険の担当者からも現車確認をする旨の連絡がありました。

整備工場からは水をかけて再現というよりも結構な量の雨が降り屋根無し駐車場に停めて観察していたが床も濡れることなく再現出来ず原因究明には至らないとの事でした。

それを聞きなんだかな~という思いのまま翌々日にコルドバンクスを引き取り妻と一緒にある検証をしてみることにしました。

その2に続く

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