コロナウイルスの自己防衛として自宅と別宅のキャンピングカーで過ごしているオヤジです。
今日は久しぶりに晴れたので自宅近くの公園の駐車場に来ています。
相変わらず閑散としていますがオヤジはこの静けさがたまらなく好きです。
コーヒーを淹れながら独りでボーッとしている時間が病的に好きでたまりません。
長年勤めた会社をリタイヤしてから早4年、人混みや人とあったりするのが拍車をかけて苦手になりました。
オヤジには呑み友達やわざわざ時間を作って会う友人や電話で近況を伝え合う知人が一人もいません。
こんなオヤジでも唯一知人を感じるのは年賀状のやりとりだけです。
やりとりといってもオヤジからではなく、元旦に届く年賀状に社交辞令の「本年も宜しくお願いいたします」とキャンピングカーで出かけたときの写真を貼り付けたものを年明け5日頃に投函するだけですがね。
こんな非礼なオヤジに毎年10人くらいの方々が辛抱強く年賀状をくれるのです。
オヤジは会社をリタイヤしたときに物だけでなく人の断捨離もしました。
仕事をしているときは報連相を励行し部下を従え業務をこなしていました。
プライベートでは友人のどうでも良いと思われる話を聞かされ相槌打って話を合わせたり、特に年上の方と話すときは変に愛想笑いなどしながら自分を誤魔化しているようで苦痛でした。
そこに本当の自分はいたのかなんて今思うと少し嫌気がさすオヤジです。
こんな友人のいないオヤジを哀れに思われる方もいらっしゃるかもしれませんがオヤジの中では意外と楽で楽しいのです。
日頃の話し相手は妻と猫たちだけですが色んな事を話せて楽しいですし何よりも新たなオヤジを多々発見することができ有意義なんですよね。
元来オヤジは独りが好きで岐路に立ったとき己の人生の決断は自らが下すものということを常に思って生きてきました。
そこに他人の意見が入り込む余地は有りませんでした。
ただ今は妻や猫たちとどう生きていくか、そのプロセスに有り余る時間の中で妻と多角的に話し合いながらこれからの人生をどう生きていくかの決断をし実現に向けて実行する日々に感謝です。
そんなことを思いながら誰もいない駐車場で内観するオヤジでした。
現下のコロナウイルスが早く終息することを願うばかりです。