猫と杖とキャンピングカーと

猫3匹との日常と、脚に障害のあるリタイヤおやじがキャンピングカーを快適化したり、ウ~ンと年の離れた嫁さんとあ~でもないこ~でもないと車中泊旅したときの模様などをお伝えするブログです。

キャンピングカーの乗り心地って!

今回は紅葉と日帰り温泉に妻を連れ出し(猫達は留守番)圏央道から中央高速山梨方面にロータスマンボウクラッシックを走らせた。

中央高速のSAで休憩。
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向かったのは諏訪湖方面で片道160kmのドライブです。
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中央高速の談合坂PA過ぎた頃から遠くの山並みの木々が黄色や紅色に色づき、季節の移り変わりを感じながら車窓から写真撮ったり久しぶりの妻と2人だけの時間をダベリングしながら過ごすことが出来ました。

土曜日でしたが道も空いていて快適でした。
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でも気になるのは留守番をしてくれている猫達のこと、やっぱり居ないと気になるし、寂しいものです。

実は紅葉と日帰り温泉の他にもうひとつ目的があり
諏訪のキャンピングカー販売店に向かっているのです。

前回のブログでも紹介していますがロータスマンボウクラッシックの乗り心地が想像を超えた揺れとガタガタ音に悲しい気持ちになりました。

そこでオヤジが思いついたのは、ロータスマンボウクラッシックの足回り等を対策をする事です。

しかし何から手を付ければよいのか、正直判りません。

闇雲に対策したところで・・・という事もありますしトライアンドエラーの繰り返しも嫌ですしね。

そこでボンゴベースで出来ているの他のキャンピングカーはどんな乗り心地なのか知らない事もあり、比較対象として俗に言うベンチマークの一環で調査しに行くことにしました。

百聞は一見にしかずです。

調査対象車はバンテックのアトム407です。

キャンピングカーを中古車で購入するにも、大概どの店も試乗をさせてくれませんが、向かっている販売店は試乗させてくれるとのことから、またとない機会です。

諏訪ICで高速を降り、直ぐのところにその店はありました。

早速外見を一回りしマンボウのより随分大きい車体だな~と思いながら室内もマンボウの1.5倍くらい広いな~と改めて違いを感じました。

その分走りは期待できませんが妻や猫達のことを思うと走りよりも乗り心地を優先しているオヤジです。
ということでオヤジはセカンドシートに妻がサードシートに腰掛けて、なるべく道が荒れているところを30分くらい走り回ってもらうことにしました。

走り出すと直ぐに違いがわかりました。
マンボウはクイックな揺れですがアトムはゆったりと揺れる感じ、増しリーフが標準装備されているからか不快な揺れではありませんでした。

建具からガタガタゴトゴト音はマンボウ16年経過の94,000kmに対しアトムは7年経過の45,000kmですから比較するのは無理がありますがアトムの方が断然静かでした。

アトムのアクセルペダルを踏むことは出来ませんでしたがセカンドシートからエンジンの唸り音を聞き、タコメーターの振れ幅を読み取り運転感覚を推察していましたが、走り出しはマンボウの方が軽やかに感じました。
でもアトムでも流れに乗って走る事は充分に出来ていました。

街中から郊外のバイパスを走り回り、駐車場で改めて足回りや室内外を凝視しましたが正直マンボウをどうすればよくなるか確信を持てませんでした。

いっその事マンボウを対策するよりもアトムに乗り換えた方が確実だし、なんと言っても室内の広さと常設2段ベッド、マルチルーム、バカでかいバンクベッド、FFヒーターどれをとってもマンボウより上位で長期の車中泊にはアトムに軍配が上がります。

参考までに乗り出し価格と下取り値段を出してもらうことにしました。

即答は出来ませんでしたが、マンボウ以外のキャンピングカーに乗れたことはよい経験でした。

少し興奮ぎみに店を後にしたオヤジ達は諏訪湖畔の日帰り温泉「片倉館」に寄ってきました。
歴史のある日帰り温泉です。

歴史を感じる建物の外観
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室内も重厚な造り
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建物の中には、1000人風呂という玉砂利が敷き詰められた広くて少し深目の湯船がありました。
久しぶりのいい温泉でした。

身長177cmのオヤジが湯船に立って胸辺りまでの深さでした。
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湯船に浸かり気付くとアトムに買換ようかな~。
・・・なんて妄想しておりました。

そんなこんなで現実に戻りガソリン満タンにし高速に乗って帰路につきました。

因みに燃費は10Km/Lとほぼ高速巡航80km/hでしたがロータスマンボウクラッシック最高記録です。

年末にむけ快適な乗り心地を思案し帰宅後改めてアトムの見積書を眺め、買い換えようかな~と思うオヤジでした。