猫と杖とキャンピングカーと

猫3匹との日常と、脚に障害のあるリタイヤおやじがキャンピングカーを快適化したり、ウ~ンと年の離れた嫁さんとあ~でもないこ~でもないと車中泊旅したときの模様などをお伝えするブログです。

オヤジひとりで2,200キロ走る -5-

大津SAはトラック群はいたがアイドリング状態が少なく静かであった。

夕食は途中で済ませたので後は歯磨きして寝るだけである。

車中泊には耳栓必須のオヤジでもここでは要らなかった。

いつものように常設2段ベッドの下側で朝まで目覚めることなく朝を迎えた。

午前6時、開いていた売店に行ってサンドイッチと野菜ジュース、ヨーグルトを買って琵琶湖を見下ろすベンチに腰掛け朝食を食べる。

この後ある家族に悲劇?が起ころうとは!

ここは2度目であるが曇で湖面は靄がかかっていたのが残念。

ベンチに座り上空を見上げるとトンビがサーマルで円を描きながら上からこちらの様子を窺っているように見えた。

ベンチは3つ有りオヤジは一番手前に腰掛けていたが一番奥のベンチに家族ずれが腰掛けオヤジ同様に何かを食べていた。

オヤジまで聞こえる声で話すので静な朝を望んでいたオヤジであったが声のデカさにその願いは打ち砕かれ、なんだかな~と呟いた瞬間だった。

左視界に何かが斜めに落下してしてきた。
と同時に静かな空気を切り裂くギャ~ッ!!という奇声と羽ばたく音。

おにぎりが放物線を描き飛んでいくさまを目撃したオヤジ。

まさにスローモーションであった。

その瞬間オヤジはトンビやりやがったな!
トンビやるだろうなと思っていたが。

湘南江ノ島のトンビはハンバーガーをさらっていくのが話題だったので危険予知で構えていたオヤジ。

その家族は転がったおにぎりを拾ってそそくさと引き払って行った。

静けさが戻り上空を見上げるとサーマルに乗って遙か上空を飛んでいたトンビを暫く目で追っていた。

そんなハプニングが終わり移動準備をして8時に大津SAを後にした。

走り方はこれまでの通り230である。
道は相変わらずトラックのオンパレードで
オヤジの走り方には有難い車列であった。

暫く走るとナガシマスパーランドを右手に見ながら横風強い名古屋港の橋から橋は何度通っても緊張し手に汗握る。

キャンピングカーは横風に弱いですよね。
そんな難所を走り抜け刈谷PAで休憩タイム。

ここまで来るとやっと神奈川までの射程距離に入ったと感じた。

天気が良く外気温が34℃をさしていた。
エアコンを強めそれでも栄養補給のソフトクリームが食べたくなり浜松PAに立ち寄った。
砂漠のオアシスだね!ソフトクリーム美味し。
それにしても静岡県は長い~ね。

新東名は最高速度120キロ区間があるが右車線にはフェラーリフェラーリ、ポルシェ、ベンツ、フェラーリ雨あられ

こちとらには関係ないね。と強がりを言っては80キロをキープするオヤジ。

なんだかんだと独り言の連発で・・・

やっと駿河湾沼津PASAに到着ここまでくればわが家まで1時間30分程度で帰れる。

ここではマグロ丼とズケ丼を買って我が家で留守番してくれた嫁さんと久しぶりの再会を祝して今夜の夕飯と洒落込んだ。

最後の最後まで気を抜かずに安全第一が鉄則だ。

見慣れた風景に土地勘があり帰ってきたと実感する。

そしていつものICを出て一番の渋滞にはまりましたが無事に帰宅できた。

今回の長距離で改めてキャンピングカーを所有して良かったと思う。

何処でも居間になるし、寝室にもなり時にはトイレにも!

バーストの危険性もあるがタイヤ管理と適切な速度で移動時間は少しかかるけど。

脚に障害があるオヤジにはこれ以上の移動手段はないと確信した。

往復2,200キロをなんのトラブルもなく無事に帰れたことに愛おしく思えるコルドバンクスよ。

コルドバンクスに感謝を込めて翌日嫁さんと洗車場で綺麗にしてあげました。


コルドバンクスありがとね。
姉さん安らかにね。

  • 5- お終い

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